※本記事にはプロモーションが含まれています。
スキンケアの順番が大切な理由
毎日のスキンケアは、肌を清潔に保ち、うるおいを与え、外的刺激から守るために欠かせない習慣です。
しかし、「スキンケアの順番」は意外と知られていないポイント。順番を間違えると、せっかくの化粧水や美容液の効果が半減してしまうこともあります。
スキンケアにはそれぞれのアイテムに「役割」と「肌への入りやすさ」があります。
たとえば、水分を与える化粧水を乳液の後に使っても、油分の膜が邪魔をして浸透しづらくなってしまいます。
つまり、**“肌に水分→油分の順に重ねる”**のが基本です。
スキンケアの正しい順番を知っておくことで、肌トラブルを防ぎ、使っているアイテムの効果を最大限に引き出せます。
今回は、初心者でもわかりやすいように、朝と夜のスキンケアの基本ステップを紹介します。
基本のスキンケア順番（朝・夜共通）
スキンケアの基本的な流れは、以下のようになります。
クレンジング・洗顔（汚れを落とす）
化粧水（肌に水分を与える）
美容液（必要な栄養・保湿成分を届ける）
乳液・クリーム（うるおいを閉じ込める）
この4ステップを押さえておけば、ほとんどのスキンケアは問題ありません。
それぞれの役割をもう少し詳しく見ていきましょう。
① クレンジング・洗顔｜肌をリセットするステップ
まず最初は「落とす」ケア。
夜はもちろん、朝も軽く洗顔して皮脂や汗を取り除きましょう。
クレンジング：メイクや日焼け止めを落とすためのもの。オイルタイプやミルクタイプなど、肌質に合わせて選びます。
洗顔料：古い角質や皮脂汚れをやさしく落とす役割。強くこすらず、たっぷりの泡で包み込むように洗うのがポイントです。
このステップを丁寧に行うことで、後から使う化粧水や美容液の浸透が良くなります。
② 化粧水｜肌に水分をしっかりチャージ
洗顔後は、すぐに化粧水で水分を補給します。
洗顔直後の肌は水分がどんどん蒸発してしまうため、できるだけ早く化粧水をつけましょう。
コットンや手のひらを使って、やさしく押さえながらなじませるのがコツです。
パッティングしすぎると刺激になるので注意。肌の表面がしっとり吸いつくようになったらOKです。
③ 美容液｜肌悩みに合わせてプラスするケア
化粧水で肌に水分を与えたあとは、美容液の出番です。
美容液は「美白」「保湿」「エイジングケア」「毛穴ケア」など、目的に合わせて成分が濃縮されたアイテム。
いわば“肌の集中ケア”といえるステップです。
美容液を選ぶときは、今の肌の悩みに合ったものを選ぶのがポイント。
たとえば――
乾燥が気になる人 → ヒアルロン酸やセラミド配合
くすみが気になる人 → ビタミンC誘導体配合
シミ・そばかすが気になる人 → トラネキサム酸やアルブチン配合
など、成分で選ぶのもおすすめです。
使う量は商品によって異なりますが、「少量を手のひらで温めてから顔全体にやさしくなじませる」のが基本。
特に気になる部分には、軽く重ねづけすると効果的です。
こすらず、肌を包み込むように塗るのがポイントです。
④ 乳液・クリーム｜うるおいを逃がさないラストステップ
スキンケアの最後は、乳液またはクリームで水分を閉じ込めるステップ。
化粧水や美容液で補ったうるおいを、油分の膜で“フタ”をしてあげることで、乾燥を防ぎます。
乳液は水分と油分のバランスがよく、朝や軽めの保湿にぴったり。
クリームは油分が多く、夜の集中ケアや乾燥肌さんにおすすめ。
使う順番は「乳液 → クリーム」が基本ですが、肌質や季節に合わせてどちらか一方でもOKです。
べたつきが気になるときは、少量を手にとってハンドプレスでなじませると、自然にツヤ感が出てメイク前にも使いやすくなります。
朝と夜でスキンケアの順番は変わる？
基本の順番は同じですが、「使うアイテム」と「目的」が少し違います。
それぞれの特徴を押さえておきましょう。
朝のスキンケア
朝のスキンケアは、**「日中の肌を守る」**ことが目的です。
寝ている間に出た皮脂やホコリを落としたあと、保湿とUV対策を行いましょう。
朝の流れは以下の通り：
洗顔（またはぬるま湯で軽くすすぐ）
化粧水
美容液（必要に応じて）
乳液または軽めのクリーム
日焼け止め
特に重要なのが「日焼け止め」。
紫外線はシミやしわ、乾燥の原因になるため、曇りの日でも必ず使う習慣をつけましょう。
夜のスキンケア
夜のスキンケアは、**「肌をリセットし、回復させる」**ことが目的です。
1日の汚れやメイクをしっかり落とし、寝ている間に肌を整えるためのケアを行いましょう。
夜の基本的な流れは次のとおりです。
クレンジング（メイクや皮脂をしっかり落とす）
洗顔（毛穴の汚れをオフ）
化粧水（たっぷりの水分補給）
美容液（肌悩みに応じた集中ケア）
乳液またはクリーム（うるおいを閉じ込める）
特に夜は、肌の再生が活発になる時間帯。
美容液やクリームに「ナイトケア用」や「エイジングケア」アイテムを取り入れると、翌朝の肌がしっとり整います。
また、寝る直前ではなく、就寝の30分ほど前にスキンケアを終えておくと、クリームがしっかり肌になじみやすくなります。
順番を守ることで得られる3つの効果
スキンケアの順番を正しく守ると、次のようなうれしい変化が期待できます。
① 肌のうるおいが長持ちする
化粧水で入れた水分を、乳液やクリームでしっかり閉じ込めることで、乾燥を防ぎうるおいが持続。 朝晩きちんとケアすることで、季節の変化にも強い肌になります。
② 化粧ノリがよくなる
スキンケアの順番が整うと、肌表面がなめらかになり、ファンデーションがムラになりにくくなります。 メイクの仕上がりにも差が出るポイントです。
③ 肌トラブルを防ぐ
順番を間違えて油分を先につけてしまうと、後から使う化粧水や美容液が浸透しづらくなります。 正しい順番でケアすることで、乾燥やニキビなどのトラブルを防ぐことができます。
まとめ｜正しい順番でスキンケアをもっと効果的に
スキンケアの基本は「水分 → 油分」の順番を守ること。
化粧水でうるおいを与え、美容液で肌悩みをケアし、乳液やクリームでしっかりフタをする。
たったこれだけで、毎日のスキンケア効果はぐんと高まります。
朝は「紫外線から肌を守るケア」、夜は「1日の疲れを癒すケア」と目的を分けて行うことも大切です。
また、季節や肌の状態によって必要なアイテムを調整するのも◎。
スキンケアの順番を正しく理解して、自分の肌に合った習慣を続けていけば、きっと「調子のいい肌」に近づけるはずです。
今日からぜひ、スキンケアのステップを見直してみてください。
